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高齢者の財産を守る生前対策その11「医療や介護、施設についての意思表示」

高齢者の財産を守る生前対策のひとつとして、「医療や介護、施設についての意思表示」をしておくことはとても大切です。一見すると財産とは関係がないように感じるかもしれませんが、実は医療や介護の選択は、そのまま生活費や財産の使い方に大きく影響します。自分の希望をあらかじめ整理して伝えておくことで、無駄な支出や家族の混乱を防ぎ、結果的に大切な財産を守ることにつながります。

 

年齢を重ねると、病気やケガによって突然入院が必要になったり、介護が必要な状態になったりすることがあります。そのとき本人の意思が分からないと、家族は「どこまで治療を続けるべきか」「自宅で介護するのか、施設に入るのか」といった難しい判断を迫られます。判断に迷っているうちに、想定以上に高額な医療費や介護費がかかってしまうケースも少なくありません。元気なうちに自分の考えを整理しておけば、こうした事態を避けやすくなります。

 

医療については、延命治療をどこまで望むのか、痛みを抑える治療を優先したいのかなど、自分なりの考えを持っておくことが大切です。これを家族に伝えたり、エンディングノートなどに書き残したりしておけば、いざという時に本人の気持ちを尊重した対応がしやすくなります。介護についても、できるだけ自宅で過ごしたいのか、早めに施設の利用を考えたいのかといった希望を示しておくことで、準備がスムーズに進みます。

 

施設に入る場合でも、どのような施設を希望するのかによって費用は大きく変わります。事前に「このくらいの範囲で考えたい」と目安を共有しておくことで、家族が財産状況と照らし合わせながら現実的な選択をしやすくなります。また、公的な介護サービスや制度をどう活用したいかを考えておくことも、無理のない資金計画につながります。

 

このように、医療や介護、施設についての意思表示は、自分らしい暮らしを守るだけでなく、財産の使い道を自分の意思に近い形でコントロールするための大切な生前対策です。家族にすべてを任せきりにするのではなく、自分の考えを少しでも伝えておくことで、安心してこれからの時間を過ごすことができるようになります。

カテゴリ : お知らせ

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