企業法務、民事再生・倒産、インターネット問題、債権回収、労働問題など、事業主様の法律相談がから
離婚問題、交通事故まで弁護士をお探しなら

澁谷・坂東法律事務所

shibuya bandou law office

お気軽にお問い合わせください

06-6363-3552

お問い合わせフォーム

[受付] 平日9時から18時

HOME > インフォメーション

高齢者の相続の事前準備2「相続財産調査を行う目的①財産の全体像を把握するため」

相続財産調査で「財産の全体像を把握する」というのは、亡くなった方がどのような資産や負債をどれだけ持っていたのかを、もれなく整理して見える形にすることを意味します。まずは自宅にある通帳やキャッシュカード、保険証券、固定資産税の納税通知書、証券会社からの郵便物などを手がかりにして、取引のあった金融機関や保有していた資産を一つずつ洗い出していきます。そのうえで銀行に残高証明を取り寄せたり、取引履歴を確認したりして、正確な金額を把握します。

 

不動産については登記簿を確認することで名義や所在地が分かり、固定資産評価額などもあわせて整理していきます。株式や投資信託があれば証券会社に照会し、どの銘柄をどれだけ保有しているのかを確認します。最近ではネット銀行や電子マネー、暗号資産など、目に見えにくい財産もあるため、スマートフォンやパソコンの情報も手がかりにしながら調べることが大切です。

 

一方で、借入金やクレジットカードの未払い、保証債務などの負債も同じように確認し、プラスとマイナスの両方を含めて一覧にまとめていきます。こうして集めた情報をもとに、最終的には「財産目録」と呼ばれるリストを作成し、誰が見ても全体が分かる状態にしておくことが目標です。

 

この作業を丁寧に行うことで、相続人ははじめて「どのくらいの財産があるのか」「引き継ぐ価値があるのか」といった判断ができるようになります。また、後から新しい財産が見つかってトラブルになるのを防ぐ意味でも、最初に全体像をしっかり把握しておくことがとても重要です。少し手間はかかりますが、このひと手間がその後の相続手続きをスムーズに進める大きな助けになります。

カテゴリ:お知らせ

高齢者の相続の事前準備1「相続財産調査とは」

相続財産調査とは、亡くなった方がどのような財産や負債を持っていたのかを正確に把握するための手続きのことです。相続が始まると、相続人は遺産を引き継ぐかどうかを判断しなければなりませんが、その前提として「何がどれだけあるのか」を知る必要があります。預貯金や不動産などのプラスの財産だけでなく、借金や未払いの税金といったマイナスの財産も含めて調べるのが相続財産調査です。

 

まず行うのは、通帳や郵便物、契約書類などを確認し、取引していた金融機関を特定することです。そのうえで残高証明書を取り寄せたり、取引履歴を確認したりして、正確な金額を把握します。不動産については登記簿を調べることで名義や評価額を確認できますし、株式や投資信託があれば証券会社への照会も必要になります。最近ではネット銀行や電子マネー、暗号資産などもあるため、デジタル関連の情報も見落とさないことが大切です。

 

一方で、借入金や保証債務がないかどうかの確認も欠かせません。消費者金融やカードローンの利用履歴、住宅ローンの残債などを調べ、マイナスの財産も含めて一覧にまとめます。もし負債が多い場合には、相続放棄や限定承認といった選択肢を検討することになりますが、これには期限があるため、早めの調査が重要になります。

 

相続財産調査は、遺産分割の土台となる大切な作業です。財産の全体像が見えていないと、公平に分けることもできませんし、後から新たな財産や借金が見つかってトラブルになることもあります。時間と手間はかかりますが、丁寧に調べて一覧にしておくことで、相続手続きがぐっとスムーズになります。不安がある場合は、弁護士などの専門家に相談しながら進めると安心です。

カテゴリ:お知らせ

ページ先頭へもどる