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「終活」を行うタイミング

終活を始めるにあたって、特定の年齢が定められているわけではありませんが、多くの人が意識し始めるのは50代から60代にかけてです。終活の目的は、自分の人生の最終段階に向けて希望や準備を整理することにあります。そのため、心身ともに元気で判断力がしっかりしているうちに取り組むことが理想的です。早いうちから始めることで、落ち着いた気持ちで計画を立てることができ、自分の望む形で準備を整えることが可能になります。

 

50代では、親の介護や相続といった問題に直面することで、自身の将来にも目を向けるようになる人が多いです。この時期に終活に取り組み始めることで、無理なく少しずつ準備を進められるため、時間をかけて家族と相談しながら整えることができます。仕事を続けながらでも計画を立てやすい点も大きな利点です。

 

60代になると、多くの人が定年退職を迎え、人生の新たなステージに入ります。生活環境が変化し、自由な時間が増えるこのタイミングは、老後のライフプランとあわせて終活に取り組む好機となります。財産管理や相続対策、医療・介護に対する意向を整理するのにも最適な年代です。

 

もちろん、70代や80代になってからでも終活を始めることは可能です。しかし、年齢が上がるにつれて健康面での不安が増す可能性もあるため、できるだけ早い段階で基本的な準備をしておくことが望ましいです。特に認知症など判断力が低下するリスクに備え、遺言書の作成や財産管理の方針を明確にしておくと安心です。

 

さらに、近年では30代や40代といった若い世代でも、自分や家族の将来を見据えて終活に取り組む人が増えています。エンディングノートを作成したり、生命保険やお墓の準備を検討したりと、早期の取り組みには自由度が高いというメリットがあります。

 

結局のところ、終活を始めるのに最もふさわしいタイミングとは「自分が始めようと思った時」です。思い立ったその時こそが、行動を起こす絶好の機会です。健康で判断力が確かなうちに取り組むことで、将来への不安を軽減し、より安心してこれからの人生を楽しむことができるでしょう。

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